先日の日曜日の『ぽけっと』ライブのセッティングの際に、金内さんのギターマイクが、ギターの音を拾っていないことに気がついた。昨年の7月に新調したばかりのギターマイクだったので、ショックだった。禎彦さんも同番機種を使っているのだが、禎彦さんのギターマイクは、長年使っていても問題がない。
結局、ライブでは、禎彦さんのギターマイクを金内さんが使い、禎彦さんが、ギターの生音をマイクで拾って演奏したので、ライブには支障はなかった。むしろ、生音をマイクで拾った方が、音がきれいだった。
それは、わかっているけれど、『ぽけっと』が、ギターマイクにこだわるのは、曲に合わせて、3人の音のバランスをハーベストムーン氏に調整してもらっているからなのだ。たとえば、ギターソロになった時は、ギターの音量を上げてもらっている。
ギターマイクを装着していれば、音量の調整は自由にできるけれど、ギターの生音を拾っているマイクのボリュームを上げると、ハウるのだそうだ。このことは、先日、金内さんから教えてもらって、私も勉強になった。
ということで、同じギターマイクを取り寄せることになった。送料込みで、12,140円。
安くはない。これで、3台目だし。
でも、『ぽけっと』の厚みのあるサウンドを作るための重要なアイテムなので、出費は惜しまない。
『ぽけっと』のサウンドの凄さは、音響機材フル装備で、しかも、音響の魔術師ハーベストムーン氏がタグを握ってくれるからだなのだ。プロだって、専属の音響師をつけて歩ける人は、そうそういない。
「演奏させていただけるだけでありがたい」という『ぽけっと』のスタンスは変わらないけれど、「しょっぱいサウンドではない」ということをもっとアピールしていきたいと思う。