昨夜、酒田中町にある
ホルモン居酒屋 轍wadachiさんへ、初めて行ってみた。
入り口ののぼりに「食事処」と書いてあったので、最初から、食事が目的だった私にとって、嬉しい目印であった。
店の外の看板にも、おすすめメニューが書かれてあった。
ホルモンばかりかと思っていたら、そうではなかった。
入店して、「食事で来たのですが、おすすめは何でしょうか?」と聞いてみたら、「和牛ハンバーグ」だったので、それをお願いした。
オーダーしてから、店主が、ハンバーグを叩いて成形する音が聞こえてきた。作り置きじゃないところに、店主のハンバーグへのこだわりを感じた。
見た目は強面だけれど、自称ジャニーズ系と語る店主が作ってくれたハンバーグは、なんと、ハート型
「こちらのお店のハンバーグは、いつもハート型なんですか?」と聞いてみたら、「いや、違います」とのこと。私のために、わざわざお気遣いしてくださったようで、人は見かけによらず・・・いや、いい人なんだなぁ〜と思った
画像がブレてしまって、ごめんなさい。
箸で簡単に切れるほど、柔らかくてジュージーなハンバーグに感激
たっぷりかかったデミグラスソースが、激うまだった。濃い目のソースが、白いご飯によく合って、幸せな味だった。
居酒屋で、ハンバーグ?っていう感じだったけれど、カウンターの常連さんたちは、ハンバーグを注文していた。やはり、この店の看板メニューのようである。
卵のスープも付けてもらった。
しっかりいただいて、満足な定食だった。
店内は、連休の中日ということもあってか、たくさんのお客さんで賑わっていた。
麦焼酎、芋焼酎、泡盛などの焼酎サーバーが目に止まった。
ところで、私が、こちらのお店へ行った目的は、この絵は、私が描いた絵だったからである。
昨年末、
hitotoさんのブログのこの画像を見て、私は、おぼげでしまった!
14年前に描いた私の絵が、どうしてこの店にあるの?と。
思わず、hitotoさんへコメントして、お店の名前を教えてもらった。その後、そのブログに轍の店主さんもコメントして下さっていた。
「ブログで、偶然に目にした1枚の画像から、こんなドラマチックな展開になろうとは」という感じである。
実は、私は、この絵を渡す前に、絵のカラーコピーをとり、いつ誰に頼まれて描いたのかをちゃんとメモを残していたのだ。
そのカラーコピーを何も言わずに、店主に見せたら、驚きのあまりに固まってしまった
この絵は、「エルビスが好きな人にプレゼントしたいから」と知人に頼まれて、描いて差し上げたものだった。完成した当初は、板に打ち付けた状態で、贈り主の名前などが書かれてあったのだけれど、それらは、外されて、中の絵だけが取り残されていた。絵が汚れないようにビニールで被い、大事にして下さっているのを見て嬉しく思った。アクリル絵の具で描いたものであったが、日焼けして、色があせてしまっていた。でも、右下の「Rico」のサインは、ちゃんと読めた。
轍の店主が、生まれて初めてのボランティア「皇太神社の清掃」を行ったことで、お店でボランティアの仲間が宴会をやり(その日は、店主の誕生日)、画像をhitotoさんがブログアップし、私とのご縁がつながったのだ。店主は、「うわぁ〜、なんだか、鳥肌が立つ〜!」と連呼していたが、「何か、きっと、神様が・・・」って、思うのは、私も一緒である。
人生の中に、こんなミラクルな出来事があるって、幸せだと思う。なんだか、探偵ナイトスクープを実体験したような気分?(笑)
ブログの力って、凄いなぁ〜と改めて感じた。
そういえば、バンドを始めるようになってから、絵の方は、さっぱり描いていない。私の手元には、学生時代の絵しか残ってなくて、ほとんどの絵は、行方不明なのだ。
いっぱい描いたはずなんだけどなぁ〜・・・?????
あ!10年前に、仙台のデザイナーの友達と一緒に、酒田のギャラリーを借りて、作品展をやったことを思い出した!
う〜、懐かしいなぁ〜。
今は、音楽のボランティアばっかりやっているけど、その前は、老人ホームにたくさんの絵を寄贈したりしていた。それは、それで、とても喜ばれていた。
自分の身体が、もう一つあれば、そちらもやりたいのだけれど、あっちも、こっちもはなかなかできない。
でも、上手に時間を作って、また絵を描いてみたいという気持ちにさせられた轍さんとの素敵な出会いであった。出会いに感謝したい
美味しくって、リーズナブルで、素敵な店主とイケメンスキンヘッドスタッフ〜のいるお店なので、今度は、お友達を誘って行きたいと思う