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三川町・特別養護老人ホーム『なの花荘』のクリスマス会にて、『ぽけっとライブ』の巻♪

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今日は、特別養護老人ホーム『なの花荘』のクリスマス会に、ぽけっとを呼んでいただいた。
道の駅『庄内みかわ』の道路を挟んだ隣のペパーミントグリーンの屋根が特徴の巨大な施設である。

午後1時に集合したメンバー。入口がたくさんあって、どこから入っていいのか迷うほどであった。
私たちは、デイサービス棟にて、演奏をさせていただいた。

利用者さんたちは、私たちのセッティングを至近距離からじーっと観察していた。
私が、クリスマスの飾りをD-DECKに付けようと取り出すと、「まぁ〜、綺麗だごど!」と、喜びの声が上がった。リアクションのよい利用者さんが、驚くほどたくさんいらっしゃって、嬉しかった。
リハーサルだというのに、一生懸命手拍子をしながら観て下さり、曲が終わると大拍手!!024.gif
この反応のスゴさには驚いた。

クリスマス会は、2時からスタートし、まずは、職員5名の方によるハンドベル演奏から。
癒されるハンドベルの音色で、クリスマス気分になった。
職員のみなさんは、お忙しい中、よく練習されたと感心した。


そして、私たち『ぽけっと』の演奏がスタート。


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とっても広い施設なのに、ステージ側に集い、アットホームな雰囲気になった。

利用者さんたちの喜んで下さる様子が間近で感じらた。
大ステージもいいけれど、細かい顔の皺までがハッキリ見える距離は、お互いのぬくもりを感じて、心があたたまった。


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1コーラスが終わるたびに拍手がおこり、1曲が終わるたびに、「上手だの〜!」「上手だよ〜!」「上手だよ〜!」とあっちこっちから声援をいただいた。
金内さんが、「俺、ライブで、こんなに上手だと言われたの初めてだ!」と超ごきげんであった。
もちろん、禎彦さんも、私も嬉しかった。
そう言っていただければ、気持ちよく、楽しく演奏できるのは当然!

演奏する側、される側という関係でなく、一緒にライブを楽しむ輪ができたライブだったと思う。
みなさん、本当に楽しい時間をありがとうございました040.gif


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こちらの施設では、楽器を持ち込んでの慰問というのは初めてだったそうで、とても喜んでいただいた。
「生演奏はいいものだの〜」と職員の方も、楽しんで下さった。

私たちの機材撤収作業も、公開で行われた042.gif
撤収している時に、職員の方が、「この中で、昔、何か楽器をやっていらっしゃった方はいますか?」と利用者さんに話しかけていた。
楽器をやっていた方は、いらっしゃらなかった。

おそらく、利用者さんが若い頃は、生き抜くことで精一杯だった時代だったはず。それを思うと、私は、なんて恵まれた時代に生んでもらったのだろうというありがたい気持ちになった。今年は、エレクトーンが誕生して50周年という記念すべき年である。もしも、エレクトーンがない時代に生まれたら・・・と思うと、エレクトーンという楽器に触れさせていただける喜びを改めて感じる。
今の平和で豊かな日本を築いて下さった先輩方に、感謝の気持ちを込めて、これからも、エレクトーンという楽器のサウンドをお届けし、楽しんでもらいたいと思った日であった。


機材撤収が終わってからは、職員のみなさま方による演劇だった。
衣装、小道具、演技と、一生懸命な姿に感心させられた。
「桃太郎」を現代風にアレンジし、「おじいさんは、ラコスへ買い物へ行きました」と言って、笑いを誘っていた。

なの花荘デイサービスのクリスマス会は、12/19〜25まで、毎日開催されるのだそうだ。職員が出し物をやったり、ボランティアさんを迎えたりと、利用者さんを喜ばせたいという姿勢が素晴らしかった。
大変なお仕事であるけれど、これからも、頑張っていただきたいと思う。
短い時間であったかもしれないけれど、私たち『ぽけっと』が、お役に立てたのであればありがたい。
by starlitsky_2006 | 2009-12-22 22:43 | フォークバンドぽけっと