先週のこと。
仙台で開催される書のワークショップ参加するために持参しなければならない書道用具がいろいろあった。
私は、普段、小筆で半紙に書くくらいなので、持ち物リストに書かれてあったものは、初めてみるものばかりで驚いてしまった。
ちょうど、3月末まで使える
書の庵さんの割引券があったので、これを使って買い物をさせていただいた。助かったぁ〜!
持ち物リストに「濃墨」と書いてあった。
「これって何ですか?」とお店の方に尋ねてみると、墨汁には、いろんな濃さがあるということを教えてくれた。
陳列棚を見たら・・・まるで、ソースのように中濃、濃墨、超濃墨と揃っていた!
かすれた文字を書きたいときは、濃墨や紙の選び方がポイントになるということで・・・書も、用具選びが重要なポイントということを知ることができて嬉しかった。
墨汁の箱の中に、説明書が入っていた。これは、温度と粘度を表したグラフ。こういうことを意識しながら扱わなければならないというデリケートな製品ということ。プロの書家は、感覚で使い分けているのだろうなと思った。
墨と紙というシンプルな世界なのに、奥が深いということを知った。
半切紙を用意とあったけれど、半切紙は、偶然「めくり」を書くために買った紙のことで、残りがまだあったので、それを使うことにした。
半切用の下敷き、プラスチック製の円硯、紙切りナイフなどを買いそろえた。
紙切りナイフは、カッターでもよいと書いてあったのだけれど、先日「めくり」を作る時に、カッターで紙を切ったら、切れ過ぎて、綺麗に切るのが難しかったが、書道の紙切りナイフで切ると簡単に美しく切ることができた。やっぱり、専門の道具って、違うよなぁ〜と、関心した。