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岡本光平先生の『第2回 臨書会』に参加させていただきましたの巻♪

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2010年10月30日、仙台市民会館の会議室にて開催された岡本光平先生の『第2回 臨書会』に、参加させていただいた。
『臨書会』には、初めての参加だったけれど、私にとっては、これまでの書道とは全く違った世界があったことを知り、大変勉強になった。

「自分が書きたい印刷法帖を用意してきて下さい」といわれていたれど、私は、初めてのことだったので、岡本先生に相談し、先生の印刷法帖をお借りすることにした。
私は、隷書を学んでみたかったので、勧めていただいた漢の時代の「石門頌」「西狭頌」「楊淮表紀」の中から、「西狭頌」をお手本にすることにした。(他にも、礼器碑、曹全碑、張遷碑などもおすすめだった)


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石碑の拓本なので、手書き文字をお手本にして書くのとは全く違う感覚だった。想像力を働かせないと、書けないのである。
このような石碑を臨書した人を碑学派、普通の書き文字をお手本にして学んだ人を帖学派と呼ぶのだそうだ。日本では、碑学派が少ないとのこと。
岡本先生から、碑学のすすめを教えていただき、中国三千年の歴史の偉大さをずしりと感じた。


f0078014_2224722.jpgこれは、私が臨書した書。
岡本先生に見て頂いたら、「字形は大変良くとれている」とお褒めのお言葉を頂戴して、とても嬉しかった016.gif

「これは、石碑なので、風化した時間なども表現した書き方をしてみましょう」と、岡本先生が、私の目の前で、同じ文字を書いて下さった。

私とは、筆の持ち方が違い、先生の手首の動きがとてもしなやかだった。もちろん使っていらっしゃる筆も、柔らかい毛であった。
これまで、私が「正しい筆の持ち方」と教わってきた持ち方では、硬い文字しか書けない!ということがよくわかった。

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こちらが、岡本先生の書。
岡本先生の書と自分の書を並べるべきではないのだろうけれど、百聞一見にしかずだと思い、一緒にブログアップさせていただくことにした。

岡本先生の書・・・感動して、見入ってしまう。実に素晴らしい!!歴史の重みや風格を感じる。
石碑を刻んだシャープな表現も書にして見せて下さり、岡本先生の凄さを目の当たりにした勉強会であった。

近頃、「筆文字が単にかっこいいだけでやっている人の書は、薄っぺらだ!」と言われている理由が、臨書をちょっとかじっただけでもわかるようになった。
「温故知新」(意味:古いものをたずね求めて、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること)の大切さを強く感じた。
過去の第一級の書人が残した本物を見て、自分の目を養うことから始めたいと思う。
そのためには、その書人の生きた時代背景や言葉の意味も理解しなければならないのだけれど・・・その話の続きは、2日目の『第1回 中国書道史講義』へと続く。
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by starlitsky_2006 | 2010-11-02 23:04 | SHO