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わんこ隊と行く旅『秋田&岩手編』vol.3<ホテル フッシュ>

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男鹿半島から、阿仁スキー場近くペンション団地にある『ホテル フッシュ』さんへ移動。途中、通り雨に降られて、2時間半かかった。
ペンションではなく、ホテルというので、どんなところだろう?と思って行ってみたら、本当にペンションではなく、ホテルであった。建物自体が、普通のペンションの2倍位の大きさで、驚いた。この日は、私たちに、トリプルベッドの角部屋を用意してくれていた。シックな調度品で、とても感じのよい部屋に感激した。ベッドの上には、バスローブ。他にも浴衣も用意されており、アメニティグッズが整ったサービスであった。バスルームも、広く、本当にホテルであった。
部屋の広さをわかるようにするために、わんこ隊を窓辺に置いてみた。

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わんこ隊と行く旅『秋田&岩手編』vol.3<ホテル フッシュ>_f0078014_2222112.jpg18時半になり、ディナーのためにダイニングへ。とっても広いダイニングで、これまたビックリ!
大きな暖炉に薪がくべられていた。夜になるとまだ冷えるからと火を入れて下さっていたのであるが、暑がりの母がいたので、消してもらった。山の中なので、この時期は、温度管理が微妙な時期である。寒がりの私は、暖炉に火を入れてもいいんじゃないかと思ったのだが・・・?
それにしても、立派な暖炉。ちゃんと使っているところも、また素敵だと思った。
彫刻が美しいピアノや木の曲線が美しいロッキングチェア、シルバースプーンのコレクションなどがあり、優雅な感じがした。
ここで、結婚式をしたカップルもいるのだそうだ。小さな町の結婚式場や宴会場として、使われているとのこと。

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ディナーは、とても優しい味の洋食であった。生春巻きが、とっても美味しかった(^o^)
この日の宿泊客は、私たちだけだったので、オーナーの奥さんといろいろな会話をしながら、楽しく夕食をいただいた。

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こちらは、奥様手作りのパン。実は、こちらのオーナーの4代前の先祖が、「江川太郎左右衛門」という方で、日本で初めてパンを焼いた人なのだそうだ。(伊豆に銅像があるほど!ネットで調べたら、1842年砲術研究家・江川太郎左右衛門が日本で初めてパンを作ったことを記念してパン食普及協議会が1983年3月に毎年4月12日を「パンの記念日」と制定、毎月12日を「パンの日」と設定したとのこと)
フッシュさんでは、予約をすればパンを焼いてくれるという話を聞き、「先に知っていれば、予約できたのに、残念!」と言ったら、「朝に焼いて差し上げますよ」と奥様から、快く言っていただいた。おまけに、おすすめのワッフルも焼いて下さるというので、お言葉に甘えて、お土産にしたいので、パン35個とワッフル50個を恐縮しながらも、お願いした。
それにしても、私たちのディナーが終わってから、それだけたくさんの数を作れるというのだから、すごいものだ。さすが、15年間、ホテルを経営されてきた人は違うなぁ〜と感心するばかりであった。ダイニングに飾れていたパンのリースは、なんと、開業した時の15年前のものであった。パンは、焼き方次第で、15年も形が保存ができるとは、驚いた。今度、私も、飾り用のパンを焼いてみようかなと思った。

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ダイニングのイルミネーションを点灯してもらい、わんこ隊と一緒にディズニーランドで食事をしているような気分になった。まさか、こんな山の中で、こんなに華やかなもてなしをしていただけるとは予想外で、とても嬉しかった。
わんこ隊は、バッグの中で、ディナーが済むまで、おとなしく待っていてくれた。ぽぉ〜は、自分のおやつが椅子の下に落ちてしまったことを奥さんに手で合図して知らせ、拾ってもらい、ご満悦の様子であった。またまた、ぽぉ〜の意外な一面を発見して驚いてしまった。隣にいた私に教えないで、奥さんに伝えるなんて・・・もしかして、この子は、テーブルマナーを知っているのかしら??(笑)
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イルミネーションが綺麗だったので、外へ行って、ホテルの外観を撮影してみた。ちょうど、クロススクリーンを持っていたので、使用してみた。このクロススクリーンを教えてくれたのも、そういえば、ヒナタマンマさんだったなぁ〜。(感謝)

そして、この夜は、11時近くまで、奥さんとおしゃべりしてしまった。
わんこ隊が、施設へ訪問している話から、私が、ぽけっとで、演奏している話になり、奥さんが、バンドに興味を持って下さった。ぽけっとの話を詳しくすると、「ぜひ、ここで、演奏してもらいたいわ」と言われて、逆に、「見ず知らずの私たちを呼んで下さるの!?」と驚いてしまった。後悔されたら困ると思い、偶然iPodに録音していた「2004年ギター教室でのぽけっとライブ」を聴いてもらった。すると、「こういうバンドがいないかなぁ〜って、観光課の人とも話をしていたところなのよ!ぜひ、来てもらいたい!」ととても嬉しそうであった。「では、企画が決まったら、ぽけっとを呼んでくださいね」ということで、お願いしてきた。実現できたら、とっても面白いと思う。

<ぽけっとメンバーの金内さん&禎彦さんへ  秋田県阿仁町の『ホテル フッシュ』さんから、オファーを頂いた際には、よろしくね♪>

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翌朝6時半にわんこの散歩をしながら、ホテルの外観を撮影。とても印象のよいホテルの外観である。さわやかな青空と新緑が広がるすがすがしい朝であった。朝の弱いぴぃ〜は、ここまで歩いて来たら、もう歩けないと、ピタッと動きが止まってしまった。仕方なく、バッグの中へ入れて、帰りは、持ち歩くことになった。(笑)

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今回、わんこ連れOKとの情報をヒナタマンマさんからいただいて宿泊してみたのだが、「造りは、ホテルなんだけど、もてなしはペンションのあたたかさのある宿」であった。
「フッシュ」の名前の由来は、オーナーご夫妻が、オーストリアのフッシュという町が好きで、何度も訪れたということから。クウェートに住んでいた話から、いろんな国へ旅行したお話など、奥様とお話をしていると、話題が尽きない。 控えめな印象の奥様なだけに、人って、話をしてみないとわからないものだなぁ〜ということを感じた。知らない土地で出逢った人と話をすることで、いろんな収穫があるものだと、旅の楽しさを噛みしめた今回の旅であった。
秋田県内にわんこ連れで泊まれるホテルを開拓できて、とても嬉しい。秋田の友達にゆっくり会いたいときには、ここにまた泊まりたいと思っている。

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散歩が終わってから、朝食。和食と洋食が選べたので、朝は、和食をお願いした。昨日、ランチ&ディナーとボリュームいっぱいで、朝は、お腹がすかなかった。ところが、この土鍋での炊きたて御飯をいただいたら、急に食欲が沸いてきた。朝おかわりすることのない私が、しっかり二膳いただいた。美味しいと、食がすすんで、困るんだよね〜(^^;

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食事が終わってから、昨夜奥さんが焼いて下さったワッフルのラッピングのお手伝いをさせていただいた。「私がやりますから、いいですよ」と言われたが、パンやお菓子を作る私は、こういう作業が好きなので、これまたテーブルを囲んで、おしゃべりしながら、一緒に包んだ。このワッフルは、とても日持ちするとのことで、賞味期限を6月12日とラベルに書いて、セロテープで一つ一つとめた。このワッフルは、道の駅(どこだったか忘れちゃった)で、「森の小人ワッフル」1個100円で販売しているとのこと。
どんな味かといえば、いかにも手作りという感じの素材のおいしさが伝わってくる味。表面はカリッと、中はふんわりしてて、ペロリと食べてしまう。私の母は、市販のワッフルは薬臭くて、あまり好きではなかったのであるが、これは美味しいとパクパク。奥さんの優しさが伝わってくる味であった。これは、本当に美味しい!!
それにしても、よく50個も焼いて下さったものだと、ただただ感心するばかりであった。

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ワッフルのラッピングが終わると、オーブンからパンの焼ける美味しそうな匂いがしてきた。焼き立てを持って行ってもらいたいという気持ちがありがたいと思った。焼き上がって、粗熱をとっているのが、この写真。なんか、ぽぉ〜にそっくりなパンがあるぞ〜!(笑)
それにしても、おまかせで35個、お願いしただけなのに、数種類も作って下さって、驚かされた。
そして、三人で、これまた袋に詰める作業。私は、パン屋さんごっこをしている気分で、楽しかった。
時間というのはあっという間で、『ホテル フッシュ』さんを出発する時間になった。見送りのために、85歳になられた可愛いおばあちゃんが顔を出してくれた。涙ぐんでくれるおばあちゃんに、私たちもじ〜んとしてしまった。
『田舎に泊まろう』というテレビ番組があるが、まさにそんな感じの展開に、心温まる思いであった。本当にお世話になりました。

ホテルを出発して、5分位経ってから、「あれ!パンを車に積むのを忘れた!!」と気がつき、慌ててUターン。案の定、ホテルでは、おばあちゃんと奥さんが、忘れたパンに気がついて、「どうしよう!」と青くなっていたところであった。ホテル周辺は、携帯もネットも繋がらない環境。私にどう知らせようかと、心配させてしまったようだ。ごめんなさい。m(_ _)m

そんなことがあり、次に向かった秋田県三種町の鹿渡駅近くにあるドッグ用品の店 はるへの到着が、10分ほど遅刻してしまった。こちらにもご迷惑をお掛けしてしまったが、無事に焼き立てのパンとワッフルをお土産に届けることができて、ホッとした。

『ドッグ用品の店 はる』のつづきは、また明日!
本当に長〜い旅行記になって、読む人も大変だろうと思う。でも、書きたいこといっぱいなんで、書かせていただきますね!(^^;


ホテル フッシュのHP
ホテル フッシュのブログ
※ちなみにわんこ連れ専用の宿ではありません。
by starlitsky_2006 | 2007-05-31 15:11 | TRIP