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わんこ隊と行く旅『秋田&岩手編』vol.5<安比高原ペンション むってぃ>

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安比高原のペンション団地にある『むってぃ』さんは、わんこ連れの宿として、とっても有名な宿である。じゃらんの12月号に情報が掲載されていて、新しく露天風呂を増設したとの記事を読んだ。以前から、行ってみたい宿の一つであったが、「安比は遠いだろうな」という思い込みが邪魔をして、なかなか足を向けられなかった。秋田の県北に行ったついでに、回ってみよう!ということが急遽決まり、1泊させていただいた。
秋田県三種町鹿渡駅から14時に出発して、大館〜鹿角と北回りしなければならなかったので、安比高原へ到着したのは、18時であった。安比高原ペンション団地には、40軒ほどのペンションがひしめき、白樺で整地された環境は、いかにもリゾート地のメッカという印象。目指す『むってぃ』さんは、ペンション団地の一番端っこ。おかげで、近くに広大な空き地があり、ドッグランとして、使用させていただいた。もう少し離れたところには、ちゃんと管理されたドッグランもあるということであったが、夕食が18時半からの予定だったので、近場を利用させてもらった。車に乗りっぱなしのわんこ隊にとって、広々とした場所に放たれて、とっても嬉しそうに飛び回っていた。わんこ連れにとって、ドッグランが近くにあるかどうかは、大きなポイントになる。こんなに気持ちのよいドッグランがあるなんて、とてもありがたい。周りには、まだ八重桜が咲いていて、安比高原の朝晩は、まだまだ冷え込むようである。
f0078014_12405984.jpgオーナーの配慮で、「わんこを遊ばせて、発散させてから、ディナーにしましょうという」ことで、予定よりもディナーを10分遅らせてもらった。
わんこ隊は、外で思いっきり遊ぶと、ディナータイムは、バッグに入って、おとなしく眠ってしまうので、とても助かる。
『むってぃ』さんのダイニングは、赤を基調としたあたたかい雰囲気のであった。奥さんに、『むってぃ』の意味を尋ねてみたら、何語だったかは忘れてしまったが、「おかあちゃん」という意味なのだそうだ。「お母さん」よりも、くだけた、あったかい呼び方なんだって。
確かに、この奥さんともいろいろとお話をお伺いすると、「おかあちゃん」という大きな心を感じた。
ここは、わんこ連れ専用ではないが、わんこ同伴客と一般客との垣根を取り払って行きたいという考えであった。「わんこが一緒にいるのが特別なことではないという環境にしていきたい。わんこ連れを受け入れた以上、責任は私にありますから」と、しっかりとした信念を持たれていらっしゃり、わんこ連れとして、頼もしいオーナーであった。このオーナーの考え方に私は共感させられた。

f0078014_12412976.jpgお楽しみのディナーは、洋食のフルコース。
最初の皿には、美味しいキッシュやしめじとブロッコリーのテリーヌなどの盛り合わせ。
シーザーサラダやかぼちゃのスープも絶品で、とてもペンションでの料理とは思えないほど、最高レベルの味であった。レストランとしても充分にやっていける味。
この味にたくさんのお客が引きつけられて、リピーターになることがよくわかった。
とても人気の高いペンションというのもうなづける。

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魚料理は、地元のイワナであった。
私は、日本海側の鮮魚に食べ慣れているので、魚料理にはシビアである。川魚は、塩焼きくらいしか食べたことがないので、どうなんだろう?と初めてきちんと調理されたイワナを頂いた。
これがまた、いい味!イワナの柔らかい身とソースを絡めていただくと、これまでに食べたことのない美味しさであった。
奥さんに聞いてみると、イワナ臭さを消すために、オリーブオイルで素揚げしてから調理しているとのこと。さすがである!

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肉料理は、地元の岩手牛。ブランド牛ではないが、美味しい岩手牛を特別なルートで安く入手できるのだそう。とにかく肉の厚さと大きさに驚かされた!切ってみると、ミディアムレアの上手な焼き上がりで、肉汁がしたたり落ちた。一口いただくと・・・うぉ〜〜ん、美味しい!!こんなに美味しくて、こんなにボリュームあるステーキは、初めてであった。ソースがこれまた美味しくて、ごはんがすすんでしまった(^^;
思わず、「よくこんなに上手に焼けますね」と奥さんに言ったら、「毎日焼いていればできますよ」と謙遜した返事であったが、お世辞抜きに料理上手だと思った。「料理が好きなだけです」とおっしゃる奥さんからは、美味しいものをお腹いっぱい食べさせてあげたいという「おかあちゃん」の優しさを感じた。
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この日は、私たちしか宿泊客がいなかったので、美味しいデザートを食べながら、ゆっくりと奥さんとお話をする時間があった。
奥さんは、スキーと犬が大好きで、11年前に『むってぃ』を開業されたそうだ。捨て犬の保護などの活動も積極的に行っていて、保護して飼っていたわんこ(18歳と17歳)が最近になって亡くなってしまったことを寂しがっていた。なので、我が家のわんこ隊も年子ということを知り、立て続けに老いることをとても心配してくれた。確かにその通りだと思う。でも、その覚悟はできている。逆に老いたわんこと若いわんこを一緒に飼うと、いっしょに旅をするのが困難になる場合も想定できる。今、わんこ隊もそうだし、母も元気なうちにいろんなところへ遊びに行ける体力のあるうちに旅を楽しみたいと思う。

食事が終わってから、楽しみにしていた露天風呂へ。出来立ての露天風呂は、ペンションにしては、とてもりっぱなお風呂で驚かされた。これも、「お客様に還元したい」という「おかあちゃん」の優しさだと思う。「おかあちゃん」が植えた岩場のパンジーの花を眺めながら、露天風呂にゆったりと浸って、ついつい長風呂してしまった。やはり、露天風呂は、いいね〜!
おかげで、爆睡して、疲れをさっぱりとることができた。
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翌朝も、好天に恵まれ、奥さん手作りのパリパリパンの朝食をいただいた。
チェックアウトして、これまた驚いた!2万円におつりがきたのだ!!大人8400円で、わんこが2000円。2頭目からは無料というサービス。他にもいろんな飲み物をオーダーしたのに・・・安い!次は、連泊したいと思った。おみやげにわんこクッキーまで頂戴して、本当にいいお宿でした。最後に奥さんから外観を入れて記念写真を撮ってもらった。
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宿を出発したのが、10時。さて、これからは酒田へ向かうことに。でも、いろいろ寄り道して、それがまたまたすごい所なので、明日にまた記事にしようと思う。
宿を出発すると、安比高原の朝のさわやかな風景が広がった。環境が整備されていると、どこを見ても気持ちがいいものだ。

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安比高原入口のところにそびえ立つ看板。
これは、ちょうど10年前にお亡くなりになられたグラフィックデザイナー亀倉雄作氏がデザインしたロゴマークである。バブルのスキーブームの頃は、このデザインのおかげで、安比スキー場が一世風靡したのが思い出される。APPIのロゴステッカーを貼っている車がいっぱい走っていよなぁ〜。
というわけで、現在、5/18〜6/3まで、ホテル安比グランドにて、亀倉雄作没後10周年記念展IN安比が開催されている。
亀倉雄作氏は、現在私が加入させていただいているJAGDA(社団法人日本グラフィックデザイナー協会)の設立に携わった偉大な人物である。5/19に追悼レセプションがあり、JAGDA会員として出席したかったのであるが、所要のために欠席してしまった。こうして、安比へ足を運んでみると、出席しなかったことを後悔してしまった。もちろん、わんこ隊がいなければ、『亀倉雄作没後10周年記念展IN安比』を見てから帰れたのだが、今回は残念だが仕方がない。

安比からは、新緑の八幡平アスピーテラインを楽しみながら帰ることにした。安比は、岩手、青森、秋田の観光の拠点になる便利な立地条件である。つづきは、また明日!

ペンション むってぃのHP
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by starlitsky_2006 | 2007-06-02 12:48 | TRIP