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介護福祉施設の「夏まつり」に『ぽけっと』出演。<『ぽけっと』原点に戻る>の巻♪

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昨日、酒田市内の介護福祉施設の「夏まつり」に、私たち『ぽけっと』を呼んでいただいた。
こちらの施設にお邪魔するのは、4度目である。大変アットホームな施設で、外観は、普通の住宅のような建物。職員のみなさまが、一生懸命な方々で、いつも感心させられている。この施設の利用者はどんどん増えて、今年、建物を増築したのだそうだ。
昨日は、新館の方で、演奏した。
『ぽけっと』を初めて見るという利用者さんも多かった。

『ぽけっと』にとっては、今年になって初めての施設訪問になった。本当は、あっちこっちの施設でボランティア演奏するために『ぽけっと』を結成したはずなのであるが・・・今年になってから、様々なイベントの演奏依頼が多く、施設を慰問する機会がなかったのである。

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この画像は、「リンゴの唄」の間奏の時に、音響を担当して下さっているハーベストムーン氏が撮影してくれたもの。
この時、音楽に合わせて、踊り出したおばあちゃんがいたのだ。それが可笑しくて、みんなが大笑い!ステージ横の小部屋にいるおばあちゃんたちが、大きな口を開けて笑っているのは、そのためである。
そうかと思えば、「星影のワルツ」を聴いて、泣き出す人も大勢いた。泣いたり、笑ったり、歌ったり、手拍子したりと、みんなで盛り上がった演奏会であった。
おじいちゃんやおばあちゃんたちのとっても嬉しそうな笑顔を見て、「やっぱり、『ぽけっと』の原点は、ここだなぁ〜」と胸が熱くなった。

脳梗塞で、表情や手足が固くなってしまったおじいさんがいたが、演奏を聴いているうちに柔和な顔になり、手を動かして手拍子してくれた。心配して横に付き添っていた奥さんが、そんなご主人の姿を見て、感激し、涙をずーっと流しながら、演奏を聴いてくださった。
寝たきりのおばあさんもいたが、動かせる両腕を必死に振り続けて(片腕はギブスだった)、最後まで楽しんでくださった。じっとしていられなかったんだろうなぁ〜。(^^;

施設を利用する人には、それぞれにドラマがある。ご縁があって、このように一つの空間で、同じ時間、同じ音楽を楽しませて頂いた。音楽の素晴らしさを改めて感じた。
酒田市に立派なホールがあっても、足の不自由な施設の利用者は、気軽に足を運ぶことがなかなかできない。なので、『ぽけっと』が施設を訪問し、ハーベストムーン氏にしっかりと音響をサポートしてもらうと「希望ホールへ行くよりも、ずっといい!」と足の不自由なおじいちゃん&おばあちゃんたちに言われることがある。

同じ志を持って活動してくれる『ぽけっと』のメンバー&音響のハーベストムーン氏との出会いに、改めて心から感謝したい。
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演奏が終わってから、おばあちゃんたちが、私たち一人一人ににプレゼントを渡してくれた。職員の方が手作りしてくれたティッシュカバーであったが、みんなの代表でプレゼントを渡してくれたおばあちゃんたちの笑顔が、たまらなく輝いていたのが印象的であった。
この笑顔に支えられて、『ぽけっと』は存在しているように思う。
昨日は、本当に楽しかった!「おじいちゃん&おばあちゃん、『ぽけっと』の演奏を聴いていただいて、ありがとうございました♪(^o^)」
by starlitsky_2006 | 2007-08-01 02:02 | フォークバンドぽけっと