篆刻のワークショップに参加した際に、岡本光平先生から教えていただいた『書体字典/赤井清美編/東京堂出版』を中古で手に入れる事ができた!
Amazonで検索したら、3冊在庫があって、18,000円、20,000円、82,490円の中古品が紹介されていた。
私は、迷わず、18,000円を1クリックして、取り寄せた
取り寄せてから、定価が8,500円だったことが判明した!
1974年(昭和49年)に出版された本なので、それくらいなのかな?とは思う。
でも、この字典の内容を見ると、18,000円の価値は十分にある!絶版になっているので、手にすることができただけでも、嬉しい
こ〜んなに分厚い字典!
黄ばみなどはあるけれど、状態は悪くないと思う。
こんな風に、拓本をそのまま切取って貼っているところが、この字典の特徴!
現在、安価で出回っている字典は、書き写したものが多く、風化した味わいがなくてつまらない。
よくこれだけの字を切り貼りして、印刷して、出版されたものだと、赤井氏の功績に感謝したい。
私にとって、これは、お宝!大切に使わせていただきたいと思う。
『楽』の一文字だけでも、こんなにバリエーションがある。
鳴りものを持って、人が踊っているように見える『楽』もある。
見ているだけで、楽しい気分になってくる
先人が作って下さった文字。本当に素晴らしくありがたいものだと思う。
きちんと文字の歴史を知ることは、創作文字への発想へ繋がるような気がする。