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Rico's Room

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『生じゅんさい』生産量日本一の秋田県三種町から届きましたの巻♪

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昨日の午前中、いつもお世話になっているドッグ用品の店 はるの波留家より宅配便が届いた。中を開けたら、ビックリ!「生のじゅんさい」であった。
同封されていたお手紙を拝見すると、波留家のある三種町は、なんと、じゅんさいの生産量が日本一なのだそう。そして、今が旬の生のじゅんさいを波留ママさんのご親戚の方が、夜に収穫し、すぐに発送して下さったのだそうだ。穫れたてのじゅんさいを見るのは、生まれて初めて。いつも、加工して、ビンや袋に詰められた黒っぽいじゅんさいしか見たことがない&食べたことがない。
まずは、この珍しい食材をよく観察することにした。(^^;

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マクロレンズを通してみると、こんな感じ。生のじゅんさいは、こんなに分厚いゼリー状の粘膜で覆われているのだ!大粒のタピオカをつなげたようなヌルヌルぷるんとした手触り。これは、面白い!このゼリー状の粘膜の成分は何だろう?と、ネットで調べてみたけど、わからない。一体、どんな成分で構成されているのだろうか?ふしぎな食べ物である。

『生じゅんさい』生産量日本一の秋田県三種町から届きましたの巻♪_f0078014_20475271.jpgこれは、じゅんさいのつぼみ。
赤い花が咲くらしい。
花が咲く時、この粘膜が邪魔なような気がするのだが・・・
収穫は、このつぼみが開く前のようだ。
沼に生息するじゅんさいは、
浮船に乗り、竿一本で操り、ひとつひとつ手作業で収穫するのだそうだ。
旬は、6〜8月。
この透明感なゼリー状の粘膜が厚いのは、鮮度のよい証拠なのだと、波留ママさんに御礼の電話をしたときに教えてもらった。
本当に、こんなに珍しい食材をいただいて、嬉しかった。
ありがとうございますm(_ _)m
早速、きれいに洗って、熱湯に入れ、緑色になったら、氷水に入れて冷やす。

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まずは、お昼に一品目。自家製「鶏ハム」を作っていたので、冷蔵庫で冷やしていた「鶏ハム」の上に氷水で冷やしたじゅんさいをトッピング。そして、取り寄せたばかりの紀州産南高梅のはちみつ梅干しをまるごとのせて、その漬け汁をじゅんさいにたらしてみた。
冷たい初夏の一品である。

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アップにしてみてみると、じゅんさいのゼリー状のぬめりが膜を張っているのがハッキリとわかる。茹でても、このぬめりはとれないのが、またふしぎであった。
早速、梅干しを崩して、鶏ハムとじゅんさいと共にいただいてみた。じゅんさいは、冷たくてつるんとした食感がたまらない。特に苦みも臭みもなく、食べやすい。はちみつ梅干しのまろやかな酸味と塩こしょうの効いた鶏ハムの味わいとピッタリであった!
思いつきで考えた一品のわりには、とても上品で美味しいと思った。これ、お勧めします!

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『生じゅんさい』生産量日本一の秋田県三種町から届きましたの巻♪_f0078014_21134559.jpgちなみに上の画像が、とのはたの紀州産南高梅(はちみつ梅干し)「花吹雪」のパッケージである。
塩分約4%で、甘さも上品で、梅の素材の味がする。
私のいちおし梅干しである。
今回から、「特選マーク」が貼られていたが、これは、本物の紀州産の梅を使ったという証。
最近、中国産の梅を使った「紀州の梅干し」が、多く出回るようになった。
同じ製法をしても、果肉の質が全く違えば、味も違うだろうに・・・。

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こちらの画像は、以前、Rico's Roomにて、この「花吹雪」を紹介した時の画像である。私の手のひらにのせると、こんなに大きい!この柔らかい果肉が、最高に美味しいのだ!
私が、これだけ愛した梅干しは他にはない。
というわけで、この美味しい梅干しの漬け汁をかけたじゅんさいは、美味しくて当たり前なのである(^^;

『生じゅんさい』生産量日本一の秋田県三種町から届きましたの巻♪_f0078014_21235198.jpg夜は、定番の「じゅんさいときゅうりと昆布の酢の物」にした。
加工されたじゅんさいは、黒っぽくて、こんなにきれいな緑色をしていない。
やはり、生のじゅんさいは、見た目にも清涼感があって美しい。
じゅんさいの葉は、大きいが、柔らかい。
これほど、存在感のあるじゅんさいは初めてである。

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帰宅した父には、『じゅんさいのひやむぎ』を出した。
珍しい食べ物に、舌鼓しながら完食。
冷たいのどごしが、バツグンだったようである。
このひやむぎのつゆは、もちろん、とびうおのだしで、母が作ったもの。
酒田の人間は、ひやむぎ&そうめんは、とびうおのだし!と決まっている。
といっても、最近は、市販のつゆを使う人の方が多いだろうけど・・・。

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はい。これが、酒田市飛島産『とびうお』の干物。炭火であぶっていて、香ばしい。
最近は、飛島の人出不足と、「酒田らーめん」での需要の拡大のために、とても高価になってしまった。しかし、ひやむぎ&そうめんには、絶対に欠かせない材料である。
そういえば、昨年も、とびうおのつゆのネタをUPしていた。興味のある方は、こちらをご参照ください。

今日は、日本各地のうまいものを寄せ集めて作った料理で楽しかった。
波留家のみなさま、貴重な旬の味を頂戴致しまして、誠にありがとうございました。大変美味しかったです。ご親戚の方にも、よろしくお伝え下さいませ。m(_ _)m
by starlitsky_2006 | 2007-07-03 00:07 | FOOD