明日、父が入院することになった。
椎間板ヘルニアの手術を受けるためである。
長年、腰痛に苦しむ姿を見ていたので、ようやく手術を受ける決心をしてくれたことを私は嬉しく思う。
高齢になり、体力がなくなってからでは、手術を受けたくても受けられなくなる。それに、椎間板ヘルニアの手術をして、元気になった人が、私の周りにもたくさんいるので、私は、数年前から手術を勧めていたのである。
危険リスクがゼロではないけれど、治る見込みの方が高いので、私は、今の医療技術を信じて、父の手術の成功を祈っている。
ところで、入院するにあたり、入院費用の件で、いろいろと保険屋さんに聞いてみた。その保険屋さんから、上の画像の『国民健康保険限度額適用認定証』というものを教えてもらった。
一ヶ月あたり、入院・手術などで、高額医療費がかかることがあらかじめわかる場合は、市役所に申請すれば、『国民健康保険限度額適用認定証』を交付してもらえるのだそうだ。
入院するときに、保険証と一緒にこの『国民健康保険限度額適用認定証』を受付に提出するだけで、窓口での支払いが自己負担限度額までしか請求されないというもの。
これまでは、高額療養費還付制度しか知らなかったので、これは、とてもありがたい情報を教えてもらったと感謝している。
一旦、高額医療費を支払い、申請してから、お金が戻ってくるのと、最初から自己負担限度額のみの支払いでよいのとでは、結果的には同じかもしれないけれど、精神的負担はかなり違うように思う。
父自ら、市役所へ行き、『国民健康保険限度額適用認定証』を交付して欲しいと窓口にお願いすると、担当者がわからなくて困ってしまったそうだ。
担当者から、『国民健康保険限度額適用認定証』のことを誰から聞きましたか?と聞かれたそうで・・・。こんなにありがたい制度なのに、申請する人が少ないのかなぁ〜と感じたそうだ。
担当者の知識不足のため時間がかかってしまったけれど、『国民健康保険限度額適用認定証』を交付してもらった父。入院準備は万全である。
というわけで、これから高額医療の対象になる方は、『国民健康保険限度額適用認定証』を知っていた方が得だと思うので、紹介します。いつか、私自身も利用することがあるかもしれないので、このことを忘れないように画像付きで、ブログにメモっておきたいと思う。