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映画『おくりびと』を観て、涙でボロボロになるの巻♪

映画『おくりびと』を観て、涙でボロボロになるの巻♪_f0078014_0403148.jpg
先日、この映画を観た母から、「早く、観に行きなさい!」と追い立てられて、昨日、映画館へ行ってきた。
劇場内は、平日とは思えないほどのお客さんで驚いた!
それも、そのはず、私たちが暮らすこの庄内が『おくりびと』の舞台になっているので、普段映画には関心のない人たちも、この映画だけは観たいと足を運んでいるのだ。
私が暮らしている身近な風景が、最初から最後までオンパレードで映し出されていて、飛び上がりそうなほど嬉しかった♪
希望ホールも、見慣れた光景だったし、あの街角もこの街角も・・・あらら、結構、酒田市内が多くてビックリ!
遊佐や鶴岡も映っていたし、地吹雪がとってもリアルな感じで、親近感があった。

これは、DVDを買って、後でチェックしなおさなくちゃ!034.gif

ロードショーの前に『おくりびと』の予告特番を観ていたので、「納棺師」という大体の内容はわかっていた。わかっていたはずなのに・・・いろんな場面で、涙がポロポロとこぼれてきて、そんな自分自身に驚いてしまった。
涙といっても、悲しいのとはちょっと違う。一言では語れない涙だった。


映画『おくりびと』を観て、涙でボロボロになるの巻♪_f0078014_103174.jpg
鳥海山や白鳥、遊佐の風景など、庄内の美しい自然も、涙があふれる要素であった。いつも見ている光景なのに、こうしてスクリーンを通してみると、あらためて、庄内は美しいと感じた。
そして、チェロの響きが美しい久石譲さんの音楽によって、涙の堤防を完全に崩壊させられてしまった007.gif

誰にでも訪れる「死」がテーマで、しかも、「納棺師」という職業の物語。
ユーモアを交えながらも、いろいろと考えさせられる内容だった。
私のブログをいつも見てくださっている方の中に、葬祭のお仕事をされていらっしゃる方がいる。「もの凄いお仕事をされているのだなぁ〜」と、その方のことを思いながら、映画を観させてもらった。もしかしたら、その方のお務め先が、この映画で使われていたのではないだろうか?今度、お会いしたら、ぜひ聞いてみたい。
映画の『おくりびと』と現実の『おくりびと』の間にギャップはないのだろうか?
どちらにしても、『おくりびと』という職に就かれていらっしゃる方々には、ただただ頭が下がるばかりだ。

私も、いつかは死ぬ。立派な棺桶はいらないけど、メイクだけは綺麗にしてもらいたいと思う。なんじゃこりゃ?誰ですか??ってメイクだけは、ご勘弁願いたい。今まで、「口裂け女みたい!」っていうほど、ヒドイ厚化粧のご遺体を見たことがあるだけに、切に願う。死に化粧だけは、自分ではできないので、よろしく〜!

もっといろいろと書きたいことがあるのだけれど、今日は、この辺で。
あと2〜3回は、この映画をじっくりと鑑賞してみたいと思う。
久々に、人におすすめできる素晴らしい映画に出逢えて、とても嬉しかった032.gif
by starlitsky_2006 | 2008-10-08 01:44 | CINEMA